大腸ポリープとは、大腸の内側の粘膜の一部がイボのように盛り上がってできたものです。形はさまざまで、丸くぷっくり盛り上がったもの、平らなもの、キノコのように根元に茎があるものなどがあります。
日帰り大腸ポリープ切除
日帰り大腸ポリープ切除

大腸ポリープとは、大腸の内側の粘膜の一部がイボのように盛り上がってできたものです。形はさまざまで、丸くぷっくり盛り上がったもの、平らなもの、キノコのように根元に茎があるものなどがあります。
大腸ポリープには大きく2種類あります。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| 腫瘍性ポリープ | 放置するとがん化する可能性がある。 良性のもの(腺腫)でも大きくなるほどリスクが高まる |
| 非腫瘍性ポリープ | 加齢や炎症によるもので、多くは治療不要 |
問題になるのは「腫瘍性ポリープ」です。ポリープができてすぐにがんになるわけではなく、数年かけてゆっくり成長してがん化するケースがほとんどです。だからこそ、良性のうちに早めに切除することが大腸がん予防の有効な方法の一つとされています。
大腸ポリープが発生しやすくなる主な要因として、以下が挙げられます。
動物性脂肪や赤身肉の過剰摂取、食物繊維の不足
喫煙・飲酒・運動不足・肥満
40歳以降から発見頻度が高くなる傾向がある
ご家族に大腸がん・大腸ポリープの方がいる場合はリスクが高まる
以前にポリープを切除したことがある方は再発しやすい
自覚症状がほとんどなく、気づかないうちに大きくなるケースも多いため、リスクに当てはまる方は定期的な大腸カメラ検査をおすすめします。
当院では、大腸カメラ検査中にポリープが見つかった場合、そのまま同日中に切除することができます。「また別の日に来てください」と言われると、もう一度下剤を飲んで腸をきれいにする準備が必要になります。当院では検査と切除を同じ日に行えるため、患者さんの身体的・時間的な負担を抑えることができます。
ポリープの形・大きさ・状態に応じて、以下の方法から最適な切除法を選びます。
茎のあるキノコ型ポリープに用います。内視鏡の先端から「スネア」という金属製の輪を出して、茎にかけて締め付けながら切り取ります。
平らに広がったタイプのポリープに用います。ポリープの下に薬液を注射して粘膜を浮き上がらせ、スネアをかけて切り取ります。
大きな病変など、通常の方法では取り除けないポリープに用います。専用の電気メスで周囲を少しずつ切り開きながら丁寧に取り除きます。
なお、一般的に切除の対象となるのは以下のようなポリープです。6mm以上の良性ポリープ、5mm以下でも平らな形やへこんだ形のもの・がんとの区別が難しいもの、リンパ節転移の可能性がほとんどなく内視鏡で一括して取り除けるがん、などが該当します。5mm以下で形が整った良性ポリープは経過観察にとどめることもあります。
検査中に医師がポリープを確認した場合、大きさや形状・状態を即時に判断し、その場で切除を行います。
ただし、以下の場合は安全のために入院設備のある連携病院をご紹介することがあります。
いずれの場合も、患者さんに丁寧にご説明したうえで対応方針を決定します。
切除後は腸に傷がある状態です。傷口の回復を妨げないよう、以下の点に気をつけてください。
おかゆ・うどん・豆腐・卵料理・白身魚など、やわらかく消化の良いものを選んでください。アルコール・辛いもの・脂っこいもの・消化しにくいものは避けてください。
| 期間 | 注意事項 |
|---|---|
| 2〜3日間 | 入浴はシャワーのみ。サウナ・長湯は禁止 |
| 1週間 | 飲酒・激しい運動(ジョギング・ゴルフ・水泳など)・遠方への旅行を控える |
切除後しばらくは後出血が起こる可能性があります。以下の症状があれば、すぐに当院または救急へご連絡ください。
| 検査内容 | 1割負担 | 2割負担 | 3割負担 |
|---|---|---|---|
| 大腸内視鏡検査(観察のみ) | ●●●円 | ●●●円 | ●●●円 |
| 大腸内視鏡検査+生検 | ●●●円 | ●●●円 | ●●●円 |
| ポリープ切除(ポリペクトミー・EMR) | ●●●円 | ●●●円 | ●●●円 |
※上記費用に診察料・薬剤料などが別途かかります(税込)
大腸ポリープは自覚症状がほとんどなく、気づかないうちに大きくなることがあります。40歳を過ぎたら症状がなくても一度大腸カメラを受けてみることをおすすめします。一度ポリープを切除した方も、再発の可能性があるため定期的な検査を続けることが大切です。
気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
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